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iPhoneの充電ができない!その原因は色々ある?
[2020.12.31] スマホスピタル厚木ガーデンシティ
気が付いたら充電が上手くできてない
当店では『朝起きたらバッテリーが溜まってなかった』『充電ケーブルを挿しても充電反応がない・角度によって充電反応がある』といったいきなりバッテリーが充電できなくなってしまうiPhoneの故障修理のご相談をいただくことがございます。
電源周りによるトラブルとしてはバッテリーが原因だろうと思われるユーザーが多いのですが、実際に分解作業を行って調査をしてみるとバッテリーが原因ではないことが半々だったりもします。
今回は電源周りのパーツ故障で充電が出来なかったり電源が入らないという時の症状をご紹介いたしたします。
リチウムイオンバッテリーによる故障
初代iPhoneから現在iPhone12シリーズとあり、バッテリーの主な原料はリチウムイオンと呼ばれる小さな物質内に電気を閉じ込めて、使う時に電気を放出するといったイメージ、そして何度でも繰り返し電気を溜めることが出来るバッテリーです。
このリチウムイオンバッテリーは何度でも電気を蓄えることが出来ますが、使えば使うほどリチウムイオンと呼ばれる物質がどんどん小さくなっていき、蓄電出来る容量が少なくなっていきます。
そして、リチウムイオンの物資が小さくなる=力が弱くなってしまうとバッテリーが20%あってもいきなり落ちてしまったりを繰り返して、最終的に電源が入らなくなってしまうという故障です。
修理のご依頼を頂き、バッテリー交換をするまではバッテリーが故障してたかの答えを出すのは非常に難しいですが、4年以上同じバッテリーを使い続けることで電源が入らなくなってしまった場合はバッテリー交換で改善することもあります。
充電口の接触が悪い故障
iPhoneの充電関連で一番多いお問い合わせは充電ケーブルの角度を変えると充電反応があるといったご依頼を頂く内容です。
角度によって充電が出来る時は充電口パーツが壊れてることよりも、充電ケーブルとiPhoneの充電口の金属の接点がしっかりと重なってなくて充電が出来てなく、原因は本体の充電口にあることが多いです。
ポケットの中身や仕事柄などの環境で塵、ホコリが本体充電口に詰まってしまい金属の接点が重ならないこと、そして分解をして同じように内部に汚れがあると充電が出来なくなったりもしますが、基本これらが原因であれば充電口交換はせずにクリーニング作業をするだけで改善することがあります。充電が全くできない
何をしても充電反応がないと本体側の充電口が破損してることがあります。
iPhoneの充電するための金属の接点が取れてしまってたり、曲がってたりすることで当然どんなことをしても通電はせず、充電マークも出てきません。
しっかりと使えてる充電ケーブルを挿して充電マークが出れば『バッテリー劣化による故障』、充電マークが全く点かなければ『バッテリーパーツ以外の故障』と言われてます。
基本的にどんなにバッテリーが劣化しいてても電気を通して反応があれば充電口はしっかりと働いてる状態ですが、何も反応がなければバッテリー以外のパーツと絞ることが出来、電源周りに関連するパーツは充電口しかないということになります。
非純正・故障アクセサリー仕様で故障
最近では、家電量販店だけではなくコンビニでも手軽にiPhoneの充電ケーブル『Lightning ケーブル』が入手出来たり、別の精密機器で使用してた充電ケーブルやACアダプターを使うことで故障に繋がることもございます。
iPhoneを販売してるApple(アップル)だけでなく、Android端末のSONY(ソニー)XperiaやSamsung(サムスン)のGalaxyといった携帯電話を取り扱ってるホームページや説明書には異なる充電方法を行うことで基板が早期故障やリチウムイオンバッテリーの寿命を早く迎えてしまうことがあるという忠告文があったりします。
これは、本来端末ごとの規定に合った電圧の数値で充電をするこが正しい充電方法というものですが、同じ差込口だとしてもACアダプターからケーブルに流れてくる電圧が異なる数値が発生することで端末の基板がおかしくなり故障し、リチウムイオンバッテリーや充電口が壊れてしまうというケースもあります。
特に、急速充電の機能が備わってない機種で急速充電の可能なACアダプターを使用したり、ほとんどのメーカーが推奨をしてないモバイルバッテリーを使うことで蓄電機能が壊れてしまうことが一番事例としては多かったりもしますので要注意です。
水没による故障
最近のiPhoneやスマートフォンには『耐水機能』と呼ばれるものが備わっておりますが、だからといってお風呂場やプールなどに沈めても大丈夫だろうと確信してはいけません。
実際に最新機種であるiPhone11や12などの高い防水機能というものがあっても、中身を分解すると水分が入ってることがあります。
お水が入りにくくするために隙間に『耐水シール(粘着シール)』と呼ばれるものが1週貼り付けられてます。
このiPhoneは新型になればなるほど、耐水シールが分厚くなっており水の侵入を防ぐものとなってます。
しかし、耐水シール=ゴム製のものなのでユーザーが使ってる環境などで所々が千切れてしまったりしてそこから水が入り込んでしまう事、スピーカーなどの隙間からも浸水してしまう事があります。
スマホの耐水テストを各メーカーを行ってますが、○○度の水温での環境で○○分耐えますという結果を出してます。
つまりはそれ以外の水温と環境、そして時間まではあくまでも目安であり、サウナなどの湿気のある環境は対象外、プールは水道水よりも過度の塩素の成分があるので対象外といったことに関しては保証が取れないと記載もありますので要注意です。
これらを知らずに当たり前のごとくお風呂へ持っていき、水没はさせてないけど次の日から電源が点かなくなったというご相談はたくさん頂いてます。
リチウムイオンバッテリーのショート、充電口のサビ、基板への腐食などと水分が原因で充電が出来なくなり電源が入らなくなってしまうことでiPhoneがダメになってしまうことが多いです。
分解をしてクリーニングすることで改善することもありますが、工具が届かない箇所もあるために一時的な復旧としてと案内する修理店が多いですが、電源が点いても次の日に同じように電源がはいらなくなってしまう、逆に問題なく1~2年と長く使えるユーザーもいます。
どうしたら壊れてるかが分かるのか
色々な充電方法や色々な充電ケーブルなどがありますが、基本的にはメーカーの説明通りの充電方法をすればリチウムイオンバッテリーやパーツだけでなく、本体基板も長持ちさせることが出来ます。
ちょっと充電の溜まり具合が悪いなと思ったら、
・充電ケーブルの故障
・ACアダプターの故障
・バッテリーの劣化
・充電口の劣化
・基板の故障
・水没による故障
と電源周りの故障を特定するためには一般の知識や個人での判断は難しいことではあります。
が、町中の修理店へ1つ1つパーツチェックとパーツ交換修理をしてもらうことで『何が原因で電源周りが壊れてしまってるのか』を特定することが出来ます。
また、パーツ交換などの修理ですら手遅れの電源が一切入らなくなってしまう状態になってしまうとデータやアプリをバックアップが出来ませんので、常日頃からバックアップをを進めしております。
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